銀河を超える光に

地球生まれ、地球育ち、地球語を話す

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CDをつくる、居場所をつくる。

独り言。覚え書き。

 

ライブハウスというのは、RPGで言うところの回復ポイントやセーブポイントみたいな所だと思っている。生きてて疲れた時に回復魔法を浴びまくれる所、そんで生きてる実感を得て明日から頑張ろうと思える所。

 

アンタにとってはどうだ?

 

ここ数か月、夢のような日々だった。悪い意味で。いくら曲を作っても、ライブは出来ないし、何もできない。周りのバンド仲間のうちには、その生活を受け入れ順応している奴さえいた。俺はむり。信じられなかった。

 

そのうちどうせ、別に俺たちが何もしなくても、ライブハウスは息を吹き返し、日常は帰ってきて、地球は回り始める。本当に。でもバンドってのは、動き続けないと精神が死んでしまう。

 

自粛期間中、戦友と会った。奴もまた同じようなことを口にした。すぐに何かしようという話になった。すぐにCDを作ることにした。みんながセーブポイントに帰ってくるきっかけになるようなヤツ。同じ境遇のヤツ、くすぶっている仲間だけを集めた音源。絶対にエネルギーが詰まる作品になると確信した。

 

これを作るにあたって、一緒に作ってくれる同世代バンドを四国じゅう探しまわった。自粛期間に曲を作り、精力的に活動しているバンドは、正直少なかった。今回集まってくれたバンドは何よりも前向きで、何か起こそうとしている奴ばっかり。こんなイケてるヤツらが好きだ。一生戦っていきたい。

 

多くの方の力を借りて、信じられないくらい急ピッチで準備が進めることができた。思いつきから2か月ほどで企画は形にすることができて、こうして世の中に発表できた。本気で嬉しく思う。だからこそのリアルな音を詰め込めたと思っている。生き急げば生き急ぐほど、生き急ぎたくなるもんだ。

 

 

俺たちはこの企画に魂を注ぎ込んだと、恥しげなくハッキリ言える。

 

いよいよダウンロード販売とレコ発が直前に迫ってきた。

音源とイベントを合わせて「Sound of Reboot」

その先のその先も見据えて。

 

これを読んでくれている方、どうか行く先を見届けるだけでなく、四国ローカルシーンの再起と強さを、生で感じてほしい。

Jacket

 

REC風景と全曲視聴。


「V,A.Sound of Reboot」メイキング映像&全曲トレーラ