おっす人類。
2021年10月30日、BombHead-307をありがとう。
結成してから合計189本ライブをした。X-pt.で育って、あちこちで数え切れない人に出会った。みんな大好きだ。月並みだが、本当にお世話になりました。お礼は言い足りないのでまた直接。時間がかかっても、求められなくても、おれ一人でも恩返ししに行く。
メンバーもそれぞれ音楽をやるだろう。今後2人に会う事があれば優しくしてやってくれ。へんなヤツらだからね。それぞれまた、音楽に帰ってきます。ちょっと待っててね。
青春の中に居るうちは終わらないモノだと思ってしまう。大人になれば、終わるからこそ青春なんだと気づくんだろうなぁ、おれにはまだ分からないけど~。曖昧で不安な時こそ、どっしり構えた空やら星やら宇宙やらに憧れるんだろうなぁ~。そんなバンドだった。
前にも書いたが、いわゆるコロナ禍に入って一番の使命は”かなしいお知らせをしない事”だと思っていた。だけどね、背負うだけじゃ進めない。ましてや人に終わりがある事を知っているおれは、光の速さで生きなければならんのだ。おれはこれから誰よりも、今後あるはずだった夜の何億倍もキレイな夜をおまえらに浴びせてやる。覚悟しとけ。
おれはひとりぼっち。1人で居ても、ギターを弾いていても、みんなと居ても。ここから生まれる音楽をこれからも掻き殴っていく。今まで生きてきた中で”音楽辞めるボタン”はあちこちに散らばってたが、押すヤツの気持ちはまだ分からない。既にゴールに居るが、すぐに遠退いている。そんなもんだろ。
とはいえ一区切り。ありがとう。
本当に楽しかった。
それともう一つ。高校ん時からのただ1人の相棒で居てくれたギター、そいつを轟かせてくれたPEAVEYのアンプ、ステージで俺を光らせてくれた緑のアディダスにも、お別れとビゲストラブを。
おれはみんなよりちょっと先の、目に見えない所へ突っ走ることにする。
オリュウワタル / BombHead-307
またね。