俺は野生人ではない。
たまに言われるんだわ。主にバンドマンに。
まぁ確かにライブもワァァァって感じなので、機材とかあんまり興味ないと思われがちである。打ち上げで熱いギタートークに混ぜてもらえないこともしばしば。
俺も一応ギターを弾いてるのだ。今から述べる事は偏見ではない。
ギター弾いている人間は99.99%、機材ヲタの変態である。
フォーナインってやつ。
上手い下手は関係ない。ギター好きはとことんギター好きである。
そうは見えない奴に限って人間辞めているレベルで金を費やす。
嘘。ごめん。
そういうわで、今回は誰得。偏見100%で俺の拙者のワクワク機材紹介をする。
キリがないので、たまたま目に入ったブツのみ 思い入れのある機材のみ紹介する。
1時間目、エフェクター
まずは私が持っているエフェクターを紹介する。ゲテモノのみ集める。先に言っておくが、ライブでは一切使っていない。足元にチューナーしか無い。
完全に趣味なので、悪しからず。
MXR M69M prime distortion
忘れもしない高2の正月。Youtubeのエフェクター試奏動画を見て衝動買いしたブツ。
基本的には高音が抜けやすめのフツーのディストーションである。OUTPUTツマミが音量である。DISTORTIONツマミをある程度まで上げると、かなり心地よい倍音が生まれる。
しかしコイツ、TONEツマミがえげつない程効く。じゃじゃ馬。フルテンにすると鬼のように荒くファズみたいになる。すごい好き。
値段も8000円弱と安め。これも財布貧弱高校生の心を引きずり込む悪魔的要因。正直見た目とコスパに惹かれ購入した一台。だがかなり魅力的な代物である。
そんな彼、現在スイッチが壊れており、しばらく使っていない。
はやく直してやらねば。寂しい。
購入当時、定価7800円だった。今知った話だが、日本入荷少数だったらしく、現在はAmazonでプレミア付いてるのだ ↓ たっか。
BOSS HM-2 Heavy Netal
こいつはもう、なんというかドンシャリの帝王。
見た目どおりの音が出る(?)
この見た目ではMETAL ZONEが有名だが、コイツはそのご先祖様。
これは拙者がギターを始めたときに、父の友人から譲り受けた代物である。ちなみに後術する(予定)Grecoのレスポールも一緒に譲り受けた。後に俺の人生を狂わせることになる。
音は冒頭で申し上げましたとおり、ドンシャリ。Marshallで鳴らすとキャビがぶっ壊れんばかりの低音と振動を発生させる。ンンッゴンゴンンンンンゴンゴンって感じ。METAL ZONEの攻撃力高めバージョンといった感じ。歪ませてなんぼ。例によって扱いにくい。
ハイとローのイコライザがついている。これまた面白い。すんごい効く。でも2つのツマミを一緒の方向にすると、なんかモタッとした音になる。不思議。
型番を見たところ、1985年製らしい、、時代ィ。
現在はあんまり市場に出ないレアエフェクターである。
そんなコイツはたまにストレス発散の際に使っている。
Ibanez DDL20 DELAY III
アイバニーズのデジタルディレイ。
あのゲイリームーアも使用していたらしい(らしい)
これに関しては本当にいつ、どうやって入手したか記憶にない。
80年代に作られたモデル。当時にしては多分高性能な6モード搭載。
確かに今でも最新機種とも遜色なく使うことができる(俺比)。
使い勝手はムチャクチャ良い。
ディレイタイムをかなり長く設定できるし、ショートディレイとしても細かい設定ができる。微調整も優秀。マジで好きな音が作りやすい。デジタルディレイだが、柔らかめな音もつくれる。
ただ、本当にいつ入手したんだろうか。
こいつも今となってはレアモデルなので大事にしよう。
JIM DUNLOP "cry baby" GCB95
ワウペダルの大定番。CRYBABY。目ん玉はステッカー。かわいいっしょ。
ギタラーなら一度はワウに憧れるのだ。
当時、ギターも始めたて。藍坊主にハマっていた拙者は、
この曲のソロにクギクギのクギ付け。田中ユウイチ氏に憧れ、衝動でワウペダルの購入を決めた。あとギター博士。
その足でOPUS(地元の楽器店)にチャリを走らせ、白のCRYBABYに一目惚れ。即購入した。なんせ限定カラーなのだ。CRYBABYといえば黒だもんね。人は極めて限定に弱いのだ。
以来、しばらく引きこもってワウで遊びまくる白色の青春を過ごした。音作りにもよるが、fender系のギターで使うとコイツはハイがえげつなく大きい。ゆっくり踏み込むと「ンンンンゴァァアア‼‼」って感じ。まぁ使いこなせてない。ただクソ楽しい。
ちなみにAC電源駆動と電池駆動どちらもイケるが、AC駆動だと圧倒的に貧弱な音になる。ビーケアフル。
そんな彼もスイッチが故障し1年ほど使ってない。ええ加減に直せや。
BOSS FV-50H
言わずと知れたヴォリュームペダルである。高松の某HARD OFFにて格安で購入。値段も覚えていない。なんせゴミのように陳列されていたので。ちなみに末尾の「H」はハイインピーダンスの意。L(ロー)もある。
まずは所感をば。
良い。ボディはプラスチックでオモチャ感があり、とても良い。そして軽い。踏んでみてもそんなに貧弱な感じは無い。ボリュームの変化もレスポンスが良い。踏んだ分だけ気持ちよく変化する。最小ボリューム設定もかなり直感的で使いやすい。
コイツといえばネットで良く話題になっておる音痩せ。確かに、ハイが少し味気無くなるというか、全体的に奥深さが無くなる気がする(気がする)。正直ライブで使うならあんまり気にならないが(いや少しは気になるけれども)、REC等は要注意かも。
そんな彼、自らをハードオフ出身と訴えんばかりに…
裏に日付と魂の刻印が…怖。ぜひ持ち主と邂逅したい。
ちなみに端子はインプット2つ、アウト2つ、チューナーアウトがついているが、インとアウト1つずつとチューナーアウトが使用不可というジャンキーな仕様。不愉快です!!でも愛してるぜ。無論直す気も無い。
とはいえ、はじめてのボリュームペダルとしては、かなりオヌヌメ。まぁその際は新品を買おうネ。安いし。
スーパージャンルレス紹介日記。キリが無いのでここまでにしておく。
アディオス。