無論、前日から出発。
下道で14時間かけて北九州に上陸した。小さな軽自動車に詰め込まれた忌々しい記憶。挙句の果てには島根の山奥へ迷い込んだ。何とかたどり着いた新大陸九州。小倉の街並みはいい意味で綺麗すぎず、親しみを感じる。
UN KOKURAは何年か前にBombHead-307で来たことがあった。人工緑で装飾されたUNの扉は何一つ変わること無くお出迎えしてくれた。4周年おめでとうございました。
この日のお相手は、ニイナ、シオカラトンボ、月には行かない、Nuff。もれなくオシャレなバンド達。見た目からなにまで浮きまくりのおれたちは、胸を張って歩くだけで精一杯。
リハ。店長、PAの山辺さんは、ACCIDENT I LOVEDのベースボーカル。こだわりの良い音に包まれながら心地よくリハを終える。
ライブは進んでいき、あっという間に出番。UNの小ぢんまりとした空間で爆音を出すのが好きだ。気持ちを込めて出した音がスピーカーを通じて、一瞬でPA席の後ろまで飛んで会場全体を包み込む。開始1秒で一体感を感じてしまう。この空間にずっと居たい。
おそらくこのツアーでいちばん遠い場所、小倉。こんな所にもおれたちを待っていてくれた人がいるなんて。終演後の物販で皆と沢山お話しした。温かくなった心を大事にしながら、つぎの街宇部へと向かう。
2022/9/23福岡UN KOKURA
たいへんさいこうでした。