銀河を超える光に

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じんせい #33 [12/2広島ALMIGHTY]

深夜までバイトして、そのまま数秒だけ寝て出発。

いつまで生きられるつもりなんだ...

 

今日はお馴染み、the奥歯'sの創るイベントにお呼ばれ。お馴染み、DNA GAINZのリリースツアー広島編だお。ええんかこんなハッピーハッピーな日。調子に乗り過ぎないように、目線を下げつつ車に揺られる。

 

お馴染み、下道を這いずり回ることn時間(n>8)。お馴染みの場所、広島へ。おそらく"ここで生きてるず"では一番多くライブをしている場所ALMIGHTY。いつ来ても懐かしいし、いつ来てもワクワクする。

今日のお相手は、the奥歯’s、DNA GAINZ、そして初めましてのリツカとflat。お馴染みは時に甘えになる。きょうがハッピーハッピーじゃなければウソになる。それもこれも全部、ここに居るにんげん次第。

 

手際よくリハを終えるはロックンロールバンド、その足でタワレコにご挨拶へ。改めて、自分達だけで気持ち込めて作ったCDが、街のCDショップに並んでいる光景は…感慨深い。おれたちのCDはGO!G17188の隣に並んでいた。おれニッコリ。全人類、そしておまえに届くはずだ。

 

すごいうどん屋さん釜八で、チートうどんを食してライブハウスに戻る。ともだちばっかりのライブハウス。バンドを初めて数か月。いま住んでいる所からも、故郷からも離れているこの場所で、ともだちが居る事に気づいた。初めて。

 

あっという間に本番が始まる。はじめは地元の2人組、flat。2人の良い声歌に、キーボードとアコギ。心地よすぎる。大阪の風に当てられて削れた心の表面が、キレイにツルツルにされてしまった…。続いも初めましてのリツカ。つぎはおれたちの番。

 

出番直前、おれは何故か腹痛にいじめられた。気絶するか思った。ハッピーハッピーな日は、一筋縄ではいかないから面白い。広島には魔物が住んでいる。

朦朧とする中でそのままステージに向かう。それもどれも全部音でどうにかしてやろうと思った。最近お気に入りのギターの音。低音をしっかり効かせてバンドに紛れさせながら、肝心な時には鼻につかせまくるおれの音。ジャーン。はい記憶無し。またしても"最高"を作ってしまった。地球の最高バランスを司る神がいるとするなら、ほんますまん。

そのあと、DNA GAINZ、the奥歯'sと続きとんでもない事になった。大麻覚せい剤、その他薬物が取り締まられている現代日本において、こういう夜が合法で良いのだろうか。最高な日のライブハウスでは、誰だって何にでもなれる、何処へでも行ける。この日のイベントタイトルは"フュージョン"。おれたちが音を鳴らす前から、既に会場の皆は一人残らず融合していた。演者が奏でる事で、最高がどんどん増幅していく。おれに言わせりゃこんな夜はフツーに取り締まりの対象。もっと皆にも体感してほしいし、だれにも言いたくない。

 

打ち上げはお馴染み、記憶は無い。それぐらいが丁度いい。

また会う口実が作れるってもんよ。

 

2022年12月2日広島ALMIGHTY

たいっへんさいこうでした。


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