銀河を超える光に

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じんせい #34 [12/11堺FANDANGO]

じんせいの本物成分を摂取できる場所、FANDANGO!!

重ね重ね、おれはこの場所が好きだ。

 

今日のお相手は、よさこいマン、エチュバリア、Pankye Ruke、そして本日企画の百回中百回。みんな初めまして。見せてやるぜ~おれたちのおんがく。

 

会場に入るやいなやいきなり、あたり一面覆いつくす段ボール。まるで地平線の彼方まで広がる太平洋のよう。どうやらよさこいマンさんの機材(?)らしく、本当に太平洋を表現しているらしい。あとに聞いた話、よさこいマンさんはおれと同じく高知の出身。よさこいをこよなく愛しているという。段ボール大海原に動揺しながらもリハを終わらせる。きょうもここで。

 

おれのすきなFANDANGO、ここには何もかもが存在しているような気がする。世の中の条理、理屈、ヘリクツ、ぜんぶ通用しない。こっからいちばん遠い星までかけっこしようぜ。

 

本番が始まる。一組目は、例のよさこいマンさん。祭囃子の爆音リズムに合わせて、次々に段ボールと観客の常識をぶっ壊していく。ただ暴れているだけの人では済まされない。おれはこの人のライブから目が離せずにいた。"生きる"を体現できる人は、この世の中にそんなに多く居ないから。

段ボールの荒波も片付かぬまま、俺たちの出番。ここに居る皆は、本気でおれたちの音楽を聴いてくれる。それに応えるように自然とおれたちも一番良い音を出す。いっしょにライブを創っている感覚。ここはやっぱり、純度の高い好奇心が集まっている。

 

そのあとも爆音音楽が鳴り響き、過ぎ去る荒らしに一息つく暇も無く、終焉後のバータイム。きょうを一緒に創った対バンの皆とお話したり、加藤さんと村上さんとお話したり。よさこいマンさんとは高知でも会う約束をしたし、また充実した一日になってしまった。

 

翌日の名古屋に備え、一同は電車に揺られ音速で帰宅し、超オネンネする。

 

2022年12月11日堺FANDANGO

 

たいへんさいこうでした。


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