銀河を超える光に

地球生まれ、地球育ち、地球語を話す

MENU

彗星ミサイルが堕ちた

全人類、星を見ろ。

クッソ蒸し暑い日々が続く大阪の7月。

おれたちは"彗星ミサイル"曲と映像をリリースして、さらにレコ発イベントも行った。その流れをまとめておこうかと。いわば全ネタバレみたいなもん。興味のある人だけ読んでね。

 

【彗星ミサイル リリースの話】

七夕の夜"彗星ミサイル"をリリースした。彗星ミサイルは未知や恐怖を味方にして、必死で生きている人達の曲。にんげんに産まれてきてしまった以上、どうあれ感情を抱いてしまうからね。必要なときにすぐに聴けるように、サブスクで配信するという形でリリースをした。

ジャケットは走馬灯の写真1枚1枚がパラパラと降っていくような彗星と、背景の組み合わせ。背景はそこら辺のアスファルト。身の回りにも宇宙が迫ってきている。

linkcloud.mu

 

【彗星ミサイル MVの話】

映像は並の穏やかな瀬戸内海の海で撮ってもらった。激しい気持ちが渦巻くとき、周りの景色は穏やかであるべきだ。ヒトを含めすべての生命は海から来て、いずれ海へと還っていく。だから最後は海へ。

撮影で広大な海と触れ合って思ったけど、やっぱ海には勝てないよ。音も、ニオイも、包容力も。うみは広いな大きいな~、月が昇るし日は沈むしヒトは還りたくなる~

youtu.be

 

 

【タイムカプセルの話】

そしてここで生きてるずは、タイムカプセルをリリースした。タイムカプセルは手作り。確かに"タイムカプセル"をリリースしたバンドは、今まで見たことがない。ゆえに右も左も何を作るべきかも分からぬまま、3人であーだこーだ言いながら作った。缶ケースを選び、中に入れる物を考えて作り、詰め込んだ。このタイムカプセルは、皆が手にする時に撮る写真と、さらに皆がそれぞれ好きな物を入れることによって完成する。10年後20年後のあなたが、あなたの本当に大切な記憶を見失わないために、大切に持っておいてほしい。

 

【リリースイベント(?)の話】

さらにCD入りタイムカプセル リリース記念としてイベント『彗星タイムカプセル』を行った。ライブハウスに宇宙空間を発生させ、来てくれた皆と空間を作り上げ、流星群を降らせ、音を鳴らし、破壊した。創造と破壊。つくってこわす。にんげんはいつもそうだ。自らの住む場所をつくり、自ら壊していく。ヒトは生きる以上このループから抜け出せない。形あるものはいずれは消えてゆく。ただ皆の頭の中には残り続ける。ただの変なイベントではない。記憶の尊さを少しでも感じてくれたなら、大優勝なんだけどな。

今度これをやるときは、オブジェも何もかも、イチからみんなで作りたい。みんなで創り、みんなで破壊する。

 

 

ここで生きてるずは他のバンドとは違う事ができてすごい。みたいな事を言われたことがある。別に他と差をつけたいとか、ただ目立ちたいとかは、無い。ただおれたちは、やりたい事が多すぎる。いわば順当に活動をしていたらのこりの命が足りなさすぎるのだ。困っちゃう。

 

彗星に乗っかって飛んで。

じぶんの人生だけに乗っかって。

 

あなたにしか創れない宇宙を、おれにも見せてください。

 

また宇宙で会おう。